シールとは
シール印刷とは、糊や基材・ラミネートなどの組み合わせによってシールの機能が変わります。
シールとステッカーの違いはこちら表面加工 | 表面加工の透明なフィルム層は、一般的にラミネートと呼ばれています。 |
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シール素材 |
シール印刷に適している『紙系』の素材と『フィルム系』の素材があります。 シール印刷の素材によって、印刷の仕上がり(色味や・文字/線の太さなど)が変わってきます。 紙系基材 紙を原料として作られています。比較的安価です。 フィルム基材 塩ビ基材 |
のり | 一般粘着タイプ・訂正糊タイプ・再剥離タイプがあります。 |
台紙 | シールがのっている台紙です。剝離紙・セパレーターとも呼ばれています。 ※台紙(剝離紙)の色は材料によって異なります。 台紙(剝離紙)の色はご指定いただけません。 |
材料サンプルをご用意しております。
材料のサンプルを無料でお送りさせていただきます。
サンプルご希望の方は、フォームに必要事項を記入し送信して下さい。
シールの加工・印刷について
カット(抜き)
シールの形を切り出すことを『カット(抜き)』といいます。
また、カットの形のことを『カットライン』といいます。
ハーフカットとは
カットの際、シールの台紙(セパレータ―)は切らずにシールだけをカットすることを
『ハーフカット(半抜き)』といいます。
納品形態
シール直送便では基本的に下図のように1シートに複数枚同じシールが並んでいる状態での納品になります。
カットはハーフカットにとなり、カス取り(ハーフカット後、不要なシール部分を取り去る)した状態で納品いたします。
※変形カットの場合、カストリせずに納品をさせていただく場合がございますのであらかじめご了承下さい。
台紙のサイズや、1枚の台紙にシールが何枚ついているかは、原則弊社にお任せください。
<納品形態の例>
※再注文など増刷の場合でも、前回ご注文時と仕上がり(台紙サイズや綴り点数)が異なる場合がございます。予めご了承ください。
1個切りについて
1個切りや任意の数量でのシートカットが可能ですが、追加料金が発生いたします。
A.シートカット(1個切り)
シールの1回り程度大きいサイズで、台紙をカットします。
B.全抜き(1個切り)
シールサイズで、台紙ごとカットします。
ロール仕上げについて
1,000枚以上のご注文より、ロールシールよりロール仕上げも承っております。
①ご希望の巻き出し方向:「正出し」「右出し」「逆出し」「左出し」の4方向からお選びいただけます。
②台紙(剝離紙)の幅は弊社任意となります。
A.表巻き正出し
シール面が表側、シールが正面から見える状態で出る巻き方です。
縦と横の長さに差があまりないシールを作成する場合には、正出しが適しています。
①紙管内径:76.2φ(3インチ)または40φからお選びいただけます。
②ドブ(シールとシールの間の隙間):3mm
③台紙(剝離紙):グラシン、クラフト(※ご希望のシール素材によって異なります。)
※上記②、③はお選びいただけません。
B.表巻き右出し
シール面が表側、シールが右から出る巻き方です。
横長のシールの場合には右出しもしくは「左出し」が適しています。
①紙管内径:76.2φ(3インチ)または40φからお選びいただけます。
②ドブ(シールとシールの間の隙間):3mm
③台紙(剝離紙)の素材:グラシン、クラフト(※ご希望のシール素材によって異なります。)
※上記②、③はお選びいただけません。
目的の合ったシールとは
シールとは耐候性が必要のない屋内用途に用いられるものを指します。
シールは表面基材+粘着剤+剥離材の三層より構成され、表面基材は主に紙素材とフィルム素材に分かれます。
粘着剤の種類は素材ごとに数種類ございますので、目的や用途に合わせて表面基材と粘着剤の組み合わせを変えることにより、用途に合わせたシールが完成します。
シール直送便では主に、高画質のデジタル印刷機で印刷をしてオプションがあった場合にはラミネートを施し、カット加工をしております。デジタル印刷機、加工機は版や型が必要ないため、少量多品種のシールを作成することに向いています。大ロットの場合にはアナログの凸版印刷機や加工機を併用しておりますので、シール直送便では大小ロットを問わず効率よく生産できる体制が整っています。
シールを作成する際にはまず、用途と被着体を確認する必要がございます。用途に合っていない素材で作成してしまうとシールが剥がれてしまったり、シワが発生する可能性があるため、シールを作成する上で用途や被着体は重要なポイントとなります。
シール直送便では仕上がりの形態もお選びいただくことができます。シールと台紙が同じ大きさでカットされる1個に全抜き加工や、シールの周囲に弊社任意のサイズの台紙がつく1個にシートカットの仕上がりをお選びいただくと、イベントなどの配布用でご利用いただくこともできます。
表面素材と粘着剤の選定する方法
素材の選定方法の1つのポイントとしましては耐水性が必要かどうかという点が挙げられます。耐水性が必要なシールを作成する場合には、合成紙シールや白PETシール、透明シールで作成する必要があります。
なかでも合成紙シールは紙素材とフィルム素材両方の特性があり幅広い用途にご利用いただけます。また粘着剤の種類も4種類から選ぶことができるため、用途により様々なシールを作成することができます。例えば合成紙シールで冷蔵商品のパッケージシールを作成したい場合には、冷蔵用糊を選択することにより、耐水性と冷蔵適性を兼ね備えたシールを作成することができます。耐水性の必要のないシールを作成する場合には上質紙シール、アート紙シール、ミラーコート紙シールなどの紙素材から素材をお選びいただけます。
例えば常温で保存する商品の内容表示シールの場合には上質紙の一般強粘着糊の組み合わせで作成いただくと、表面は紙素材のため手書きで賞味期限などを記入することのできるシールとなりまます。耐水性は必要ないけれど、紙素材よりも高級感のあるシールを作成したいという場合には、和紙素材をお選びいただくこともできます。シール直送便では5種類の和紙素材を取り扱っておりますが、それぞれ質感が異なり、金や銀の箔が散りばめられた高級感のある雲龍シールや、表面に薄い縞模様が入っている和紙奉書シールなどがございます。
和紙素材は通常の紙素材と比較すると和な風合いが強いので、通常の紙素材で作成するよりも雰囲気をより一層高めてくれる素材となっております。
シールは目的・用途や被着体に合わせてシールを作成することにより、お客様のニーズに合わせたシールを作成することできます。
シール印刷
シール印刷はご注文時に印刷データのご入稿が必要になります。