シールの選び方
シールの選び方は多くの用紙や商品から適切なものを探して注文をします。
印刷通販で選ぶ時には用途によってシール商品をお選びいただく必要があります。
シールの選び方は屋内か屋外で使うかによって変わる
シールを選ぶ時には屋外で利用するか屋内で利用するかによって適した素材は変わります。 紙素材や合成紙は雨にあたると破れてしまったり素材自体が層間剥離してしまいます。
屋外で使用するものも屋内で使用するものもひっくるめてシールと呼ぶことが多く、 ならばステッカーとはどのような違いがあるのかご存知ない方も多いことでしょう。
実際にはシールとステッカーの違いに関して細かい点での定義はされていないため、使用している専門業者の方の中にも違いをきちんと把握していないという人も多くいます。
そこでシール通販を行っている多くのお店では、お客様にわかりやすいように屋外で使用するものをステッカー、屋内で使用するものをシールという具合に区別しています。
シールとステッカーを区別することで屋外用途と屋内用途の判別がつきます。
たとえばお客様からシールかステッカーかのどちらを選べば良いか分からないというご相談をいただいた場合、屋外で使用されるものなのか、屋内での使用になるものなのかをお伺いすれば、おおよその判断を付けることが可能となります。
シールであれステッカーであれ、貼る対象となるものは多岐にわたっていますので、きちんと貼ることができる素材選びが重要になってきます。
屋外に貼るものに屋内用途のシールを貼れば剥がれる恐れがありますし、屋内に屋外向けのステッカーを貼った場合は必要以上に高額になってしまいます。
しかしながら貼る対象となる場所に、最適な製品を作成できる素材を見つけることはなかなか難しいのです。
特徴によって用紙を選ぶことがおすすめ
素材にはそれぞれに元々が持っている特徴があり、その効果も異なってくるため、使用される目的に合わせたポピュラーなものを提示して説明する形をとることが多くなります。
印刷に使う素材の中には特殊なものもありますので、一見しただけで分からない場合は、希望する用途を伝えていただくほうが分かりやすいかと思われます。
例えるなら紙をベースにして筆記したい、あるいはフィルムを使って耐水性が必要になると伝えていただくと、相互理解がスムーズに進むと考えられますのでぜひおすすめしたい方法です。
紙の用紙を選んで印刷をする方が安い
シールに耐水性が必要なければ紙素材を選んだ方が安いです。
紙素材は比較的コストが低いのが大きな特徴で、耐久性や耐水性には弱いため、主に屋内向けとして使用されることが多い素材です。
紙素材にはいくつかあり、上質タック紙は価格が安いため広い用途でよく使われています。
上質タック紙で作られるシールは用いられる用途が非常に幅広く、店名のロゴシールや表示ラベル、それに荷札までと多種多様です。
ただし、写真やグラデーションやバーコードなどに用いる素材としては、残念ながら向いていないと言えるでしょう。
上質タック紙よりも高級感を出したい時には、アートタック紙の使用がおすすめです。
アートタック紙は紙の表面に塗料を塗布して美しさや平滑さを高めていますので、印刷や加工における適性の高い紙素材となっています。
上質タック紙に比べると、若干光沢があるため高級感が出ますが、次に紹介するミラコート紙に比べるとツヤのない素材となっています。
ミラコートタック紙は、一般的な紙素材に鏡面仕上げと呼ばれる技術を施すことで、印刷の仕上がりに高級感が出せるのが特徴です。
また、アートタック紙よりもさらにツヤがあり、平滑度も高くなりますので、カラー印刷などを希望されるお客様には最適の素材になっています。
クラフトタック紙は茶封筒や包装紙などによく使われる紙素材で、クラフト紙に糊引き加工を施したものです。
表面の素材が特徴で、自然なデザインに仕上げたいときに使用する紙素材として向いています。
和紙タック紙は文字通り和紙のような紙素材をしており、和のイメージを表す和風のデザイン作りに最適の紙素材と言えます。
和紙のラベルの表面は、無地や紙の繊維が目立つようにして作られた雲竜柄や表面の凸凹を残したままにしてある原紙など、実に様々な種類が揃っているのが魅力です。
紙の素材によって価格の違いはありますが、屋内で使用するシールには安価な紙素材が最適と言えます。
入稿をしてシール印刷をすれば用紙を自由に選べる
入稿ができるかどうかによって価格表から注文できるのか、シール商品を選べば良いのかが変わってきます。
シール印刷からお選びいただけます。
シール通販を手掛けているお店では、お客様が作成されたデータをそのままシールにしているからです。
すなわちシールを作成したいデータの入稿を行えば、自由に印刷することができるのです。
しかし入稿の前には、デザインされたデータが入稿にきちんと適した状態であるかどうかを調べる必要があります。
これを入稿前のセルフチェックといい、データを作る時に使用したアプリケーションによっては、チェックする項目が異なる場合がありますので、印刷する前に入稿に適しているかを確認することが大切です。
入稿したデータに問題がなければ、後は好きな素材を選び、シール印刷の色なども好みのものを選択することができます。
すべてがそろったら、いよいよ好み通りに自由に印刷するだけとなります。